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2009年5月24日 (日)

昭和13年のイエメン王子訪日を歓迎するイブラヒム

Ibrahim 小松久男教授の著作『イブラヒム,日本への旅ーロシア・オスマン帝国・日本』(刀水書房)は,アブデュルレシト・イブラヒムの生涯について要領よくまとめている。

イブラヒムは日本の対イスラーム政策のシンボルであった。昭和13(1938)年は代々木上原のモスクが完成し,それを祝賀するためイエメン王子が訪日している。国策が反映しているにせよ,官民のイスラム熱は熱かった。この年,大日本回教協会も設立されている。イブラムは昭和19(1944)年に波瀾万丈の生涯を東京で天寿を全うしている。イブラヒムに歓迎されたイエメン王子のサイフル・イスラーム・フセイン殿下は,戦後の1949年に父王イマーム・ヤヒヤとともに殺害されている。

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