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2009年6月27日 (土)

国際語学社 田村茂社長の急逝を悼む

最近,国際語学社はさまざまな言語の語学書の出版で伸びている。その会社を若い社員とともに活躍していた社長の田村茂さんが6月25日に59歳で急逝した。あまりにも早い死であった。こころより,お悔やみ申し上げます。

国際語学社のホームページに,田村社長の語学書に対する,思いが書かれている。

「私が以前、語学の出版社にいた頃から「街中で使えるような外国語会話の本」がなく、もっと実用性のある本を出版したいと思っていました。そして、アジアの小さな国々の事を知らない人や日本にいる外国人とコミュニケーションが取れない人・・・などが、まずは挨拶だけでもできるようになってお互いを知り、人の輪をつないでいければ・・・という思いで語学参考書を出版する当社を作りました」

社長の思いは若い社員にも引き継がれて欲しい。

英語の参考書なら,書店にやまほどある。需要があるから出版されると言われているが,実際には売れずに裁断処分される英語関係の本は非常に多いと聞いた。

少数言語は需要が小さいから,書店でも大きな書店の棚しかない。出版社の数も限られているが,後発の国際語学社であるが,初心者に向けた書籍を多く出版していることは大いに評価されていい。

少数言語を長年出版している,某出版社は確かに,辞典や文法書などいい書籍を出版している。需要がないため,値段が高くなってしまうのは当然かもしれないが,ある言語の辞典では,1冊8万という定価がついていた。図書館は買うかもしれないが,研究者さえ及び腰だろう。辞書は一生ものなので長年使えば高くはないかもしれないが,やはり敷居は高くなってしまう。

これに比べると,国際語学社は初心者に良心的な会社である。田村社長亡き後も,少数言語の出版活動の発展を祈念します。

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