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2009年6月 6日 (土)

ビシュケク・マナス空港の米軍機

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キルギスタン大統領は米軍駐留の延長を認めないと発表し,ロシア寄りの姿勢を明確に示した,米国にとって対アフガニスタン作戦を展開する上で痛手であろう。しかし,その後の進展については続報がないことから,米国も外交交渉を続けているのかもしれない。

2004年にキルギスタンを訪問した際に,ビシュケク空港の待合室から米軍の輸送機の姿を見たとき,対アフガン作戦の補給基地として,ビシュケク空港の重要性を認識することができた。当時,中央アジアと米国の接近を実感した。

中央アジア・米国・ロシア間の駆け引きは続いているが,日本には情報も少なく,当事者間の外交が明らかになることはない。中央アジアは現在でも大国の動静に翻弄されている。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

初めて書き込みます。

>中央アジアは現在でも大国の動静に翻弄さ
>れている。

これまでの展開を見る限り、あたかもバザールで西瓜を叩き売るかの如く、米露の2大国を競合させて基地の「売り値」を吊り上げんとするバキーエフの手法も、意外に強かだと思いました。

ところで、クルグズ人の知人が基地内の酒保のような所で働いているのですが、このまま8月に基地が閉鎖されれることがあれば、彼も失職することになるのでしょう。

自分があちらにいた頃は、米兵の不祥事(乱心した警備兵が現地人のトラック運転手をいきなり射殺した等)が重なったこともあって、市民の間では基地の評判はあまりよろしくなかったような気がします。

でも、彼の話によれば、その一方で、基地のお陰で現地にそれなりの雇用が生まれたのもまた事実のようで、現に彼自身も基地での職を得られたことにより、ロシアやカザフスタンに出稼ぎに行かずに済んでいます。

まあ、彼らも酒保を経営している米企業に直接雇われているわけではなく、米軍上層部や地元の政界と怪しい繋がりを持つ、通訳上がりの女実業家が経営する人材派遣会社が間に入っていて、給料の半分以上を搾取されているようなのですが、それでも稼ぎは現地の平均よりは、はるかに良いのだとか。

もっと稼ぎたい連中は、やはりこの会社を通してアフガニスタンのバグラム空軍基地などに出稼ぎに行っていますね。そちらの方にも別の友人が行っています。

イラクでもそうですが,米軍から請け負った米国会社が全てを仕切り,その受け取る金額のほとんどが米国に還元・還流されています。イラクもキルギスも地元に落ちている金額は,米国が支出している予算からすると,微々たるもののようです。
米軍には占領軍意識があるので,傲慢になりやすいですね。

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