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2009年9月 2日 (水)

新疆での騒擾事件

日本で仕事をしているウイグル人の友人が夏休みで新疆ウイグル自治区に帰省していて,新疆での騒擾事件に遭遇した。事件当日,友人はウルムチにはいなかったが,事件発生後に新疆南部のウイグル人の村にいたとき,公安警察がきて家宅捜索をしたそうである。友人は日本でビジネスをしているので,家宅捜索に恐怖を感じたが,拘束されることはなかったので,安堵したそうだ。事件後,日本に電話もメールもずっとつながらず,先週北京経由で日本に帰国したが,北京にきて約1月半ぶりに日本と連絡できた。それまで新疆から全く日本と連絡ができなかった。

彼の話では,現地のウイグル人たちの多くが,「今回の事件は,地元政府が悪く,北京中央政府は悪くない」と思っている。新疆のウイグル人たちは,中国共産党による情報を信じていて,口コミの情報もそれに近いものが多いようだ。友人も日本に戻るまで,地元政府が悪いというのを信じていた。帰国してから,新疆情勢を客観的に判断できるようになった。

ウイグル人の友人の話を聞きながら,中国国内および新疆ウイグル自治区における中国共産党の情報統制と情報工作はうまくいっていることが分かった。中国において,国外のニュースや情報を得ながら,客観的に情勢判断するのが漢族,少数民族を問わず無理である。

中国共産党のプロパガンダ工作は,中国国内向けだけではないことも,我々は改めて考える必要があると思う。

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