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2009年10月10日 (土)

独立国家共同体首脳会議

モルドバで独立国家共同体(CIS)の首脳会議が開催された。CISは11ヶ国が加盟している。ロシアはこの共同体の盟主の意識を強く持っている。今回の首脳会議では,トルクメニスタン,ウズベキスタン,タジキスタン,カザフスタンの中央アジア首脳が欠席した。ロシアは中央アジアを自分の勢力圏と思っているが,中央アジアはそう思われないよう抵抗している。

1991年のソ連崩壊による中央アジアの独立では,自分から望んだ独立でなく,棚ぼた的な独立であった。独立から20年近くが経過すると,中央アジアの首脳たちは,民族の団結のため民族主義を利用してきた。このため,中央アジアの人々に民族意識が芽生えている。ロシアとの関係を緒外国の一つの関係と見る若い世代が出ている。このような若い世代は,ロシアに対する関心も特にない。ロシア語を学ぼうという意欲もなく,外国語として英語を積極的に学んでいる。

ロシアの首脳やロシア人たちが中央アジアを自分たちの勢力圏と思っていても,中央アジアの人々にとって迷惑と感じている時代となっている。CIS首脳会議に中央アジアの首脳が欠席したことも時代の流れである。このような時代の潮流を読めないロシアの大国意識は時代遅れである。ロシア人たちから,このような時代遅れの意識を捨てさせることは極めて難しい。

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