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2009年11月

2009年11月27日 (金)

トルコ,新オスマン帝国?

最近,トルコのエルドアン首相は,ビジネスマンを引き連れてリビアを訪問した。リビアのカダフィー大佐と会談し,ビザなし交流などの議定書に署名した。リビアはかつてオスマン帝国の領土であった。最近,トルコは善隣友好関係として旧オスマン帝国領の国との関係を深めつつある。

シリアとは,査証(ビザ)なしでトルコ入国を認めた。これにより,シリア人がトルコのハタイに買い物のため多くくるようになった。シリアで不足している商品を購入するシリア人が多い。トルコとシリアの交流が深まりつつある。シリアはトルコのハタイを自分の領土として長年主張してきているが,トルコとの関係を深めることは必然との方向に進んでいる。

イラクでも,トルコのビジネスマンが様々な分野で活躍している。

トルコの中東地域での経済的・政治的な役割は急激に大きくなっているように見える。日本の財界や政界は,そのようなトルコの地政学的な役割の変化に気付いていないようだ。

2009年11月26日 (木)

クルバン・バイラム(犠牲祭)

イスラム世界でクルバン・バイラム(犠牲祭)が27日から始まる。トルコでも犠牲祭に屠られる羊が集められている。羊が屠られ,解体される。羊の肉が貧しい人々に贈られる。犠牲祭はトルコ人の遊牧民のアイデンティティを継承させているもの一つであろう

昔,トルコの路上で犠牲祭で羊が屠られる様子を初めて見たとき衝撃を受けた。日常生活で動物を屠る様子を見ることがないのでショックだった。その後,何回か見たので,慣れというか,トルコの文化への理解が深まったのか,ショックを受けることはなくなった。イスタンブルやアンカラでは,市役所の指導により,羊を屠る場所を建物の中に設定するなどと犠牲祭の羊の屠り方も変わりつつある。

日本では,魚の活け作りやエビのおどりぐいを普通にしているが,これに衝撃を受ける外国人もいる。文化や生活の違いにショックを受けることはどこでもあり得る。文化や生活の違いを野蛮と決めつけることは慎まなければならないと思う。日本人がクジラを食べることを野蛮と決めつける欧米人は,他者の文化や習慣を理解しようとしない独善性を感じる。

2009年11月20日 (金)

テヘランのアゼリー人

久しぶりにテヘランを訪問している。テヘランの街中を走る車も綺麗な新車が増えている。渋滞も深刻になっている。

テヘランでアゼリー人が想像以上に多いことを実感している。アゼリー語で話しかけてみると,アゼリー語で答えてくれる人が多くいる。タブリーズなどイラン西北部のアゼリー人が多い地域の出身者もいるが,テヘラン育ちで家族内でアゼリー語で話す人も多いようだ。

テヘランでアゼリー語で話すと喜ぶイラン(アゼリー)人が多かった。日本人がアゼリー語で話しかけると,アゼリー人たちの表情が親しみさを示してくれた。

2009年11月 6日 (金)

中央アジアとドバイ

昨年の金融危機によりドバイの経済は急激に停滞したと日本で報道されていいる。ドバイに来てみて,そんなに影響を受けていないと感じた。多くの観光客でショッピングモールが賑わっている。多くのビジネスマンがドバイに商機を見つけに来ている。オイルマネーが世界経済を動かしている。

ドバイでも豪華で知られている,エミレーツ・タワーズ・ホテルには,中央アジアから来た若い人たちが働いている。数年前にはいなかったが,フロントではウズベキスタン人がてきぱきと働いている。日本レストラン Tokyo@thetwors ウェーターにはカザフ人の女性が働いていた。ロシアからのお客さんにロシア語で接客していた。

中央アジアの若者たちは,チャンスを求めて,ドバイなど中東にもきている。中央アジアと中東の湾岸諸国が接近していることを見ることができた。経済のグローバル化は,中央アジアの若い人たちにもチャンスを与えている。英語のできるウズベク人が一流ホテルのフロントで働いている姿を見ていると,有能な中央アジアの若者の流出が続いているとも言えるので,中央アジアには若者が活躍できる場が限られている。

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