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2010年6月19日 (土)

キルギス紛争に黒幕がいるのか?

キルギス南部で起きているウズベク系とキルギス系の衝突と襲撃に発展し、ウズベク系20万がウズベキスタンに避難したと言われる。キルギスタン中央政府の統治能力がないのは確かだが、短期間に事件が大規模に拡大しているのは何らかの勢力か、扇動しているグループがいるのではないだろうか。

バキエフ元大統領グループがやっていると言っているが、彼は出身地キルギス南部を大規模に混乱させたいとは思ってはいない。なぜらなら彼を支持する基盤を失いたくないからである。バキエフ支持グループが始めたのか、あるいは名前を語ったのか分からないが、はじめはそのようなことがあったのかもしれない。しかし、短期間で大量難民が発生するというのは、暴力を行使する勢力が使う武器が相当数あるということだ。

ロシアは歴史的に伝統的に中央アジアに関心があるが、いまのロシアは力に任せて中央アジアを支配しようというような帝国主義的な行動はとらない。ロシアがそうしたいなら、するであろうが、いまのロシアは海外に軍事力行使をしたがあらない。それはロシア軍の質が非常に低下しているから、海外派兵すればアフガニスタン侵攻の失敗の轍をふむことをロシア指導部は理解している。

中国は中央アジアに経済を通じて利権を拡大している。中央アジアの混乱は新疆ウイグル自治区に飛び火するので望まない。

このキルギス南部での事件は、キルギスタンだけではなく、周辺の中央アジア諸国を巻き込みつつあることも確かだ。駐日カザフスタン大使の講演会が、キルギス情勢の急変により、急遽中止となった。どうもこの紛争は中央アジアに飛び火しそうである。

それでは、いったい、どのような勢力がこの混乱に乗じているか、その意図が何であるか、興味あるところだ。

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