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2010年10月21日 (木)

トルコの国内鉄道整備と中国

トルコからの報道によると、

トルコは、6,000kmの高速鉄道と4,000kmの在来線の線路を2023年までに整備するというトルコの目標を達成するためには、450億ドルが必要である。先週中国と結ばれた合意によると、中国がこのうち280億ドルをファイナンスする予定。

中国は、国内外で総計2,000kmの鉄道線路建設を目標としている。このため、リビア、アルジェリア、および米国においても多くのプロジェクトを実施している。中国は、欧州諸国での市場開拓のためには、トルコは最適な地域であると考えている。

中国の温家宝首相がトルコを訪問し、エルドアン首相と会談したが、そのトップ外交というか、トップセールの点で中国はトルコで得点を稼いでいる。近年、トルコは経済的政治的に中東における地域大国に変貌しつつある。このような情勢の変化を中国は読んでいる。それに比べると、日本はトルコの重要性について、一部の経済人や政治家が気づいているに過ぎない。だから、日本の首相がトルコを訪問することもない。

日本は、行動が遅いため、トルコでの大きなチャンスをみすみす逃がしている。残念ながら、日本はいまや世界が大きく変化するスピードに追いついていない。中国の政治家はスピードに乗っている。日本の首相がトルコを訪問するような、中国と同じような行動が取れないことで、日本が失うものは非常に大きいことは間違いない。これが国際政治における日本の現状であろう。

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