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2010年10月13日 (水)

トルコ・リラと人民元

温家宝首相がトルコ訪問した。エルドアン首相と共同会見をした。

トルコと中国との貿易をもっと盛んにするため、貿易決済にはトルコ・リラと人民元(正しくは人民幣)を使うことに合意した。国際通貨であるドルもユーロも使わない直接取引を目指すとのことである。トルコ・リラも人民元も国際的な裏付けのない通貨と言っていいだろう。トルコも中国も大国意識に目覚めており、このような取引決済を目指すのであろう。ある意味で賢明である、ドルやユーロの為替変動を気にしないですむ。

それに比べると、日本は日本円建てによる決済を積極的に勧めてこなかった。経済的に大きな地位を占めていたときなら日本も可能であったが、もうできる状況にはないだろう。

日本には経済大国であっても、大国意識を活用できなかった。だから、円高に引きずられている。トルコも中国も帝国であったので、横柄ではあるが、大国として振る舞うことができる。

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