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2010年12月24日 (金)

アゼルバイジャンの入国査証と不法滞在者

アゼルバイジャン共和国外務省は、10月から空港での入国査証(ビザ)の発給を中止し、あらかじめビザを取得しなければならなくなった。日本人なら以前は空港で写真と料金を支払えば簡単に発行されていた。これができなくようになり、駐日アゼルバイジャン大使館領事部で査証を発給してもらうようになった。

アゼルバイジャン入国査証(ビザ)の取得を義務化したのは、アゼルバイジャンの石油景気と結びついている。中東やアジア(中国)からの入国者が急に増加して、低賃金で働く不法滞在者が首都バクーで急増したそうである。アゼルバイジャン人の職を奪うなどの理由で不法滞在者を排除することが目的であったようだ。アゼルバイジャン航空は、バクー・ウルムチ間のフライトがある。この便を利用する新疆からの中国人が急増し、バクー近郊のマーケットで中国人商人の姿が目立ちようになっていた。今回の措置により、中国人は北京のアゼルバイジャン大使館で査証を発給してもらわなければならなくなった。新疆からの中国人商人が減った。アゼルバイジャン人がウルムチに出かけて、中国製品を買い付けることは続いている。ウルムチでアゼルバイジャン人を見かけることがある。

アゼルバイジャンは、石油景気に沸くバブル経済であるが、一般のアゼルバイジャン人には失業者が多く、彼らの職を奪われないようにした措置でもあったようだ。

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